歯が黒いときの対処法とは?
歯や歯茎が黒い場合、虫歯や歯周病、メタルタトゥーなどさまざまな原因があります。
では、黒くなってしまった歯や歯茎はどのように対処したら良いのでしょうか。
黒い歯も、きちんと対処すれば白い歯を維持することができます。
ここでは、歯が黒い場合の対処法について解説しています。
虫歯や歯周病などは特に早めの対処が必要なので、歯が黒くて悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
歯が黒い場合の対処法
歯が黒いとそれだけでマイナスな印象を与えてしまいます。
それだけでなく、場合によっては大がかりな治療になってしまうこともあるでしょう。
そこでここでは、歯が黒い場合の対処法について解説します。
虫歯の場合
虫歯が原因で歯が黒い場合は、ただちに治療を受ける必要があります。
というのも、虫歯はC1・C2と進行していき悪化すると神経が死んでしまう恐れがあるからです。
虫歯は自然治癒できるものではありませんから、歯が黒いと感じた時点で放置せず歯医者に行きましょう。
治療方法は、虫歯の部分を削り詰め物や被せ物をします。
詰め物や被せ物は保険診療か自費診療かによって素材が異なるため、その辺も考慮して治療を受ける必要があります。
より自然な見た目を希望する場合や健康志向の高い方は自費診療を選択する傾向にあります。
歯周病の場合
歯周病は、歯が黒くなるわけではありませんが、黒い歯石が付着していることで起こります。
これにより歯が黒く見えるのですが、「そのままにしておくと最終的に歯が抜けたり、骨が溶けてしまう」ので虫歯同様すぐに治療を受ける必要があります。
歯周病の進行を食い止めることで、歯が黒く見える心配もありませんし悪化も防ぐことができます。
着色やヤニの場合
虫歯や歯周病に比べると大きな治療ではありませんが、歯が黒いと見栄えが悪いだけでなく、汚れのない清潔な状態を維持しておくことで口腔内環境も良くなりますので、クリーニングやホワイトニングで綺麗にしてもらいましょう。
歯の表面についた汚れはクリーニングで取り除けます。ホワイトニングは歯を漂白することで、本来の歯の色よりも白い歯にする治療なので、汚れの除去だけを希望するのであればクリーニングだけで十分です。
クリーニングやホワイトニングは歯医者で行えますが、自宅でできるホームホワイトニングもあります。
いずれにせよ病気ではないので、歯が黒い原因の中でももっとも安全です。
メタルタトゥーの場合
メタルタトゥーとは、詰め物や被せ物の金属が溶け出し歯ぐきに沈着したもののことです。
虫歯の治療では金属はよく用いられるため、歯ぐきや歯が黒く変色することがあります。
歯ぐきや歯を黒くしたくない場合には、詰め物や被せ物はセラミック素材のものが良いでしょう。
耐久性にも優れているので白い歯を維持することができます。
また、黒くなってしまった歯茎は、レーザー治療によって、黒い部分を除去することができます。
歯が黒い場合の原因
本記事では、歯が黒い場合の原因についてご紹介します。さらに知りたい方は、こちらの記事をご参照ください。
クリーニングとホワイトニングの違いについて
今回の記事では歯が黒い時の対処法ついて解説をしました。
虫歯や歯周病が原因の場合は時間の経過とともに悪化してしまう可能性がありますので早めに治療しましょう。
着色やヤニ汚れが原因の場合はクリーニングやホワイトニングの施術で改善できます。
クリーニングやホワイトニングで白い歯を取り戻したいと考えている方は施術の違いやメリットについても知っておくといいでしょう。
下記の記事では歯のクリーニングとホワイトニングの特徴や違いについて詳しく説明をしていますので是非こちらもチェックしてみてください。
歯のクリーニングとホワイトニングの違いは?費用から施術頻度まで
歯が黒くなったときは対処法を知ることが大切
いかがでしたでしょうか?
歯が黒くなる原因もさまざまあり、またきちんと対処することで白く美しい歯を維持することができます。
一番大切なのは放置せずにきちんと治療を受けることです。
歯が黒いと感じたらすぐに受診しましょう。
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