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マウスピース矯正が浮くのはなぜ?

マウスピース矯正が浮くのはなぜ?

部分矯正や全顎(フル)矯正が手軽にできるマウスピース矯正、インビザライン。
目立ちにくいのはもちろんのこと、精度が高く、結果にコミットする=目的を達成する実現性が高いことで注目を集めている矯正方法です。

特に部分矯正は比較的安価であることから、インビザラインの部分矯正(インビザラインGO)を取り扱っている歯科クリニックを探す方も増えています。

そんなインビザラインをしている方から、

「歯とマウスピースに隙間があり、少し浮いているように感じる」
「マウスピースが1番奥の歯だけ浮いている」

といった声が聞かれることがあります。
マウスピースが浮いてしまうと、きちんと治療ができているのか不安になってしまいますよね。

そこで本記事では、インビザライン矯正をしているときにマウスピースが浮く原因を解説します。
現在治療中でマウスピースの浮きが気になっている方は、ぜひ参考にしてみてください。

インビザラインが浮く理由とは

インビザラインが浮く理由にはどのようなものがあるのでしょうか。
項目に分けて見ていきます。

 

理由1.マウスピースの交換直後であるため

インビザラインはいくつものマウスピースを用いて治療を進めており、1枚ごとに約0.2~0.25mm程度歯を動かしていきます。
そのため、歯が動く前であるマウスピースの交換直後は、浮いているかのように感じることがあるのです。

通常であれば2~3日経つと違和感がなくなってくるため、装着日数の後半に入ってもなじまなかったり、1mm以上浮いていたりしたら、歯医者さんに連絡してください。

 

理由2.日ごとの装着時間が短いため

インビザライン矯正では、1日22時間以上マウスピースを装着する必要があります。
それより装着時間が短いまま次の段階のマウスピースに進んでいくと歯が計画した通りに動かず、マウスピースが合わなくなり浮いてしまうのです。

 

理由3.マウスピースがしっかりとはまっていないため

マウスピースと歯を密着させる目的で使用するアライナーチューイを正しく使用したりする等、マウスピースをしっかりと歯にはめこめていない場合があります。装着しているつもりでもしっかりとはまっていないことが多いため要注意です。

 

理由4.実際の歯の動きが予定と異なるため

事前にスキャナーで治療計画を作成して治療を進めていきますが、歯や骨の状態などにより予定通りに歯が動かないこともあります。
きちんと状態を確認せずに進んでしまうと浮いてしまうケースがあります。

 

理由5.マウスピースが歪んでいるため

歯ぎしりや食いしばりをしていたり、マウスピースを取り外したりするときなどに、ヒビが入って歪む可能性があります。

歪んでいるように見えたら、早めに歯医者さんに連絡しましょう。

 

理由6.ゴムの力が強すぎるため

嚙み合わせやあごの位置調整のため、上下のマウスピースに小さめのゴムをかける治療を行う場合があります。
その際に使用するゴムの力が強すぎてしまうと、マウスピースがゴムに引っ張られて浮いてきてしまうのです。

 

理由7.最初からマウスピースが合っていない場合

インビザラインで作成するマウスピースはとても精密なマウスピースですが、まれにまったく合わないマウスピースが送られてくることがあります。
新しいマウスピースを装着してみておかしいなと感じたら歯医者さんに相談しましよう。

 

リテーナーが浮くケースもある

なお、矯正後の歯が後戻りするのを防ぐ保定期間に使用するリテーナーでも、浮きが生じるケースがあります。
リテーナーは後戻りを防ぐためにぴったりと装着するもの。
浮いているのであれば、後戻りが発生してしまっていると考えられます。
リテーナーの浮きが気になったら、すぐ歯科医院に連絡してください。

 

インビザラインの前歯部分が浮く理由

前歯の特に前から2番目に生えている歯や八重歯は、マウスピースが浮きやすい歯です。
また前歯では、歯を計画的に動かすためのアタッチメントを、見た目が悪くなることを理由に使用されない場合があります。
アタッチメントがないとマウスピースと歯がずれやすくなり、浮いてしまうのです。

 

インビザラインの奥歯部分が浮く理由

奥歯の高さが低いとマウスピースをしっかり固定できず、浮いてきてしまいます。
また奥歯は嚙み合わせの際に大きな負荷がかかる歯です。
そのため奥歯が沈み込んでしまい、マウスピースと奥歯の間に隙間が生じ奥歯部分が浮いてしまうことがあります。

 

インビザラインで1歯分のみ浮く理由

とくに前から2番目から3番目の歯で起こりやすいのが、1歯分だけ浮きが見られるという現象です。その歯のみがうまく動いていない場合に起こります。
1歯分のみ浮いている場合は、歯とその歯の部分に該当するマウスピースが合っていない可能性があります。

 

インビザラインで歯の根元が浮いてしまう理由

根元が浮いていたり広がったりしていると感じるのは、マウスピースが根元までしっかりとはまっていないことが理由です。
装着してから日が経てば改善することもありますが、あまり変化が見られない場合には歯科医院に相談してください。

 

インビザラインでマウスピースの一部が浮いているように感じる理由

一部が浮いているように感じる場合、マウスピースの1日の装着時間が短い、しっかりとマウスピースがはまっていないなど、さまざまな要因が考えられます。
浮く原因となる事象に心当たりがないか確認してみましょう。

 

インビザラインの浮きが気になったら、歯科医院に相談を

本記事を読むことで、インビザラインが浮く理由についてご理解いただけたのではないでしょうか。
インビザラインが浮くようなことをしていないか今一度確認し、浮きがみられる場合には、早めに歯医者さんに相談しましょう。

当サイトはノア歯科クリニック表参道が運営しております。

完全個室のプライベート空間で治療を受けられる「ノア歯科クリニック表参道」では、目立たないマウスピース矯正を取り扱っています。
充実した最先端技術や、訓練を積み重ねた矯正医による安心のマウスピース矯正を、ぜひ体感してください。

 

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