マウスピース矯正の仕組みとは?効果や費用についても徹底解説!
痛みが少なく、矯正していることが目立たなく、日常生活に制限があまりないような矯正をしたいという方も多いのではないでしょうか。
歯列矯正には様々な治療方法がありますが、ここ数年で人気になってきているのが「マウスピース矯正」です。
マウスピース矯正は目立たずに矯正をすることが可能で、痛みが少ないのが特徴と言われています。
今回は、歯列矯正を検討している方に向けて、マウスピース矯正とはどのようなものか、仕組みや効果、料金について解説していきます。
矯正の治療をしたいと考えている方はぜひ参考にしてみて下さい。
マウスピース矯正とは
マウスピース矯正とは、透明のマウスピースを使い、継続的に歯に装着をしておくことで、歯を動かし整える新しい矯正方法です。
痛みが少なく、目立たないので、日常生活において負担の少ない矯正となっています。
これまで歯列治療といえば、ワイヤーがついた器具を歯に装着する矯正方法が一般的でした。
ワイヤー矯正では、ワイヤー自体が目立ちやすく、痛みも伴う点がデメリットとしてありましたが、マウスピース矯正ではそのようなデメリットが改善された矯正方法となっています。
マウスピース矯正の仕組み
マウスピースを装着するだけでなぜ歯が動くのかを解説します。
歯の矯正に関しては、マウスピースによる矯正とワイヤーによる矯正の原理は同じです
基本的には、「小さな力を長期的に歯にかけていく」ことで矯正を行います。
マウスピース矯正の場合、少しずつ形の異なるマウスピースを装着し、長期間歯に力を加えていく事で歯を正しい位置に戻していきます。
治療前と治療後のマウスピースの変化を比べてみるとその差は一目瞭然です。
ワイヤー矯正との違い
マウスピース矯正とワイヤー矯正の大きな違いといえば、目立ちやすさ、痛み、適応範囲などが挙げられます。
ワイヤー矯正の場合、ワイヤーにかける力によって歯を動かしていくため、基本的にはどの方向にも歯を動かすことができ、大きな力をかけることができます。
そのため、ワイヤー矯正は適応範囲が広いのが大きな特徴です。
一方でマウスピース矯正は、強い大きな力ではなく緩い力で少しずつ動かすので、ワイヤー矯正に比べて痛みが少なく、透明のマウスピースを使用するため、ほとんど目立ちません。
マウスピース矯正の効果
結論としては、効果を実感できるのは、早い人で3~4か月、遅い人で半年から1年ほどかかります。
そもそもマウスピースで歯が動く量は1枚当たり約0.2~0.25mmと言われています。
マウスピースは1週間前後で交換するので、歯が動く量は1ヶ月あたり約1mmです。
このように、ごく少量ずつ動いていくので、すぐに効果を実感するのは難しくなっています。
歯列矯正は長期的な治療となるので、長い目で効果を見ていく事が重要です。
マウスピース矯正のメリット
マウスピース矯正は「目立たない」や「痛みが少ない」などの他にも様々なメリットがあります。
下記にて、マウスピース矯正のメリットについてまとめました。
- ■ 使い捨てなので清潔
- ■ 食べ物の制限がない
- ■ 装着がシンプルでストレスフリー
使い捨てなので清潔
マウスピース矯正は歯の動きに合わせて定期的に交換していきます。
一定期間で使い捨てができるので、常に清潔を保ったまま治療を続けていく事が可能です。
また、ほとんどがプラスチック製でできているので、金属に敏感な方でも安心して使用することができます。
食べ物の制限がない
ワイヤー矯正では食べ物がワイヤーに詰まることもしばしばありますが、マウスピース矯正では食事の際は取り外しが可能のため、食べ物が詰まることはありません。
矯正治療中でも気にすることなく好きなものを食べて食事を楽しむことができます。
装着がシンプルでストレスフリー
ワイヤー矯正では装置の脱落などが起こることもありますが、マウスピースでは自然に脱落することはほとんどありません。
個人個人の歯の形に合わせて作られるため、密着度がかなり高く、装着もシンプルなのでワイヤー矯正に比べるとストレスは少なく治療を続けることが可能です。
マウスピース矯正のデメリット
メリットが多いマウスピース矯正ですが、少なからずデメリットも存在します。
デメリットもしっかりと理解した上で治療を進めていく事が非常に大事なので、デメリットについても簡単にまとめました。
- ■ 1日の装着時間が長い
- ■ 装着中は食事の制限がある
1日の装着時間が長い
マウスピース矯正では1日のうち、22時間以上は装着をしておく必要があります。
基本的に食事の時間や歯磨きの時間を除いた全ての時間で装着をしておく形になります。
マウスピースを常に装着しているので、初めの方は違和感などがあるかもしれません。
装着時間を守れないと治療が計画通りに進まなくなる可能性もあるので、しっかりとした自己管理が求められます。
装着中は食事の制限がある
マウスピースをしたままの食事はマウスピースの変形や破損などの観点からおすすめできません。
食べ物の付着など、衛生面からもおすすめできないので、食事の際は必ずマウスピースを外すことが必要です。
毎回外して食事をすることは少々面倒ではありますが、効果的な治療をしていくためにも重要なことですので、しっかりと守って習慣化させていくことが大切になります。
マウスピース矯正の費用
歯科矯正は自由診療となるため、比較的料金は高くなることがほとんどです。マウスピース矯正の費用の総額としては、約20~120万円となります。
費用の幅が広いのは、元々の歯並びの状態や目指す歯並びの状態、使用するマウスピース装置の違い等によって大きく異なるため、このような費用感となっています。
治療を始める前に行うカウンセリングは無料で行える歯科クリニックが多いため、費用がどれくらいかかりそうかについては担当医に相談するのがおすすめです。
マウスピース矯正なら自然な治療で綺麗な歯になる
マウスピース矯正なら矯正していることが目立たずに自然な形で治療を進めることができます。
また、多少のデメリットはありますが、マウスピースの装着に慣れてしまえば日常生活への支障もほとんどありません。
矯正の治療を検討している方はぜひマウスピース矯正を行っている歯医者に相談してみて下さい!
当サイトはノア歯科クリニック表参道が運営しております。
ノア歯科クリニックでは矯正治療のカウンセリングを無料で実施しています。
先端設備が充実しているので、ご自身に合った精密なマウスピース矯正が可能です。
■当院のマウスピース矯正はこちら
■当院へのご予約を希望の方はこちら
■当院の公式HP TOP
表参道周辺の歯医者で先端治療を受けたいならノア歯科クリニック
「健康」を追求する精密治療が「美しさをつくる」
ノア歯科クリニック表参道
〒107-0062 東京都港区南青山5-6-2青山菊正ビル2F
Tel:03-6450-6760
診療時間:10:00~13:30/14:30~18:30
休診日:祝日